10日に姉が旅立ちました。
桜が咲く頃までは…と期待していたのですが。
ひたちなかに20日ばかり居たので
ホスピスの窓から、梅の花でも見たかもしれません。
初七日を過ぎる頃までは、
日の中に我知らず涙がこぼれ落ちることがあり
その後から悲しみがじわりとやってくるのです。
時の薬と言いますが、
初七日過ぎから諦めの気持ちと共に、
薄紙をはぐように悲しみはうすらいで来ています。
60年陰日向にわたしを守り育ててくれた人でした。
昨年はずっと病の内にあったので、
私は普段だったら何でも話すのに、
大手術をした連れ合いの事はあまり話せませんでした。
もう姉を頼らないでやって行かなくちゃ、
と思っていたからです。
仙台を立つ数日前その日が、
私との最後の別れの日となりました。
昼にすいとんが食べたいというので作ると丼に一杯、
美味しいと言って完食してくれました。
別れの前にハグをして、手と足をさすってあげました。
でも、ねぇちゃん
あのハグ体に辛くなかった?
って、今思うの。
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