2011年2月25日金曜日

霊山浄土へと

10日に姉が旅立ちました。

桜が咲く頃までは…と期待していたのですが。

ひたちなかに20日ばかり居たので

ホスピスの窓から、梅の花でも見たかもしれません。

初七日を過ぎる頃までは、

日の中に我知らず涙がこぼれ落ちることがあり

その後から悲しみがじわりとやってくるのです。

時の薬と言いますが、

初七日過ぎから諦めの気持ちと共に、

薄紙をはぐように悲しみはうすらいで来ています。

60年陰日向にわたしを守り育ててくれた人でした。

昨年はずっと病の内にあったので、

私は普段だったら何でも話すのに、

大手術をした連れ合いの事はあまり話せませんでした。

もう姉を頼らないでやって行かなくちゃ、

と思っていたからです。

仙台を立つ数日前その日が、

私との最後の別れの日となりました。

昼にすいとんが食べたいというので作ると丼に一杯、

美味しいと言って完食してくれました。

別れの前にハグをして、手と足をさすってあげました。


でも、ねぇちゃん
あのハグ体に辛くなかった?

って、今思うの。

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