2010年3月30日火曜日

僕らは星のかけら

突然

こんな気持ちに襲われることがある


自分のこの掌で

いったい

どれだけのことが出来るのだろう


両手をひろげてみると

この指の隙間から

何かをこぼし落としているような気持ちになって

焦ってしまう


言いようの無い

感情は、解明することなく

自分でもどうしていいかわからないし

どうしたいのか分からなくなって

混乱して

眠れなくなる


訳も無く

そういう気持ちに襲われる、そんなとき

不思議と本棚から手にとって読むのが


マーカス・チャウン著
『僕らは星のかけら』という本


物質はすべて原子で成り立っている
人間もその例外ではない
私たちの血液には鉄の原子が含まれ
骨はカルシウムででき、呼吸することによって
酸素を体内に取り込みながら
私たちは生きている。

だが、この原子はいったいどのように生まれたのだろう
科学者たちは、
これらの原子が星の内部の炉でつくりだされたことを
驚くべき方法で解明した

つまり
私たちは単なる比喩ではなく
文字どおり
『星のかけら』であった
私たちの身体は
ビッグバンから超新星の爆発にいたる
宇宙の出来事と直接関わっていたのだ。


どちらかと言うと

天文学というより

物理学の本に近い

難しい言葉たちが

何か不思議な呪文のように感じ、

理解出来ない文章が並ぶ本なのに

本棚から

この本を手にとって読みふける



神秘的な話は、一切書かれてない

全て、科学で謎解きされていく内容

でも

冒頭に書いた

私たちは『星のかけら』であった

という文章を読むと

嬉しくなって

力が湧いてくる


・・・あの夜空の星のかけらなんだ・・・


そう思うと

自分の中の問題がちっぽけに思えてくるのかもしれない

あと

ダラダラと

いつまでも

自分を責める疑問のようなものたちに対して

科学的に解明できないのか?

な~んて考えて

そんなの無理でしょ(笑)



ひとりで自問自答してみたりして


いつの間にか

それまで、つまづいて

捉われ続ける視点から

抜け出してたりする


不思議


なんだか説明つかない感情を

自分で把握さえ

出来ていないというのに

とにかく

『僕らは星のかけら』という

タイトルを見ただけでも

なんだか、問題を解決しちゃった気持ちになるのは

何故だろうなぁ・・・。

不思議で仕方ない


なんだか

まとまらないけど

こんな夜

体育座りしながら

自分は星のかけら なんだよねぇ・・・・



つぶやいた

3月30日の私でした

2010年3月24日水曜日

いちにちの終わりに

どんな1日だったとしても

今日も日が暮れていく。


このごろ、不思議な気持ちになります。

毎日、次々と、考えなければならないことが

どんどん出てきて、

迷っている暇もなく

日が暮れて

また今日が始まります。

少し前は、小さな不満や不安に振り回されて

毎日が終わっていたけれど、

あの不満や不安は、漠然としていて

他人ごとだったと思うのです。


不満の矛先は自分自身の至らなさへと向かい、

不安の原因は1つずつ明らかになっていく感じがする。

今の自分に足りないものが

今の自分の悩みの原因なのだろう。


夕暮れの帰り道は

暖かい家があるから

家族の支えがあるから

今日も頑張れたんだと気がつく瞬間。


まんさくも終わり

団地の周辺を日々お散歩して

季節の巡りを楽しんでいます。

まんさくの花は、他の木々が

まだ花芽を固く閉ざしているときから

いち早く、黄色い小さな短冊形の花びらを

沢山付けた花を咲かせます。

幼い頃、山にこの花が咲くと

春も近くに来たなぁ、と嬉しかったのを思い出します。

今も春を求めて、

団地の周り回ると

小さな林や道の端に

何本ものまんさくの木を見つけることができます。

マイまんさく地図を、頭の中に作って

記憶して、来年も見に行きたいなぁ。

2010年3月17日水曜日

かつおぶしハンター

どんな場所でも

大好きなかつおぶしの匂いを察知するシン

寝てたくせに

ひょいっと顔出して




鼻をひきつかせせて

ん!!!



か、

か、

かつおぶし

じゃん!!!!




狙っているけど

視線をずらす

かつおぶしハンター

シン(笑)

2010年3月15日月曜日

じわり

一人暮らしをしてきて

数十年

こんな風に

洗濯物を外に干したことがありませんでした

1階だったり

陽当たりが悪かったりして

外に干すこと自体したことがなかったんだけど

この部屋がまた好きになりました


初めての外干しが

こんなに気持ちイイなんて

この光景に感動





心のなかに

じわり

じわり

何かが満ちてきました


花粉症の哲ペイの服は

この時期

外で干すことが出来なくて

わたしだけの洗濯物たち


冬物をしまって

春から夏にかけての洋服

高校生のときに買った服を

今でも補修しながら着ている

お気に入りワンピースたち



・・・・・

それにしても

部屋内側から見て

色が多い!!!

ほぼ柄物か原色(笑)

外側から見る人は、どんな住人と思うんだろうなぁ・・・。

にひひ

しあわせだなぁ

2010年3月8日月曜日

日々 思い出に


引越しの荷物の中に

10年は経たないけれど

懐かしい写真を見つけて

手が止まる。


1回目 梅田町から川平への引越し。

がらんとした梅田町「きよし荘」に

ひとりで忘れ物を取りに行った帰り

涙が止まらなかったことを

思い出した。

日当たりは良くないし

2人と3匹が暮らすには

もう狭い部屋。

老朽化で解体が決まっていた為

もう住み続けることはできなかった。


2回目の引越しで

今、銀杏町に住んでみて

気がついた。

きよし荘が

思い出になったことに

気がついた。


モノクロで撮られた

きよし荘での生活の風景


毎日が特別な日常だったんだと

写真を見て思った。


まだあどけなさが残る自分の顔

出逢ったころの妻の顔

電車の音

日曜日の匂い

電線の空


弱虫の自分が出てくるから

思い出はダンボールに

そっとしまうことにします。


今日はまとまりませんが

日々は つづく

2010年3月3日水曜日

自然の色ですってば

圧力鍋で炊く玄米ご飯が、

胃に重くて、

諦めてたところ

電気炊飯器の玄米モードで炊く

美味しい炊き方を 教えてもらいました。

電気炊飯器の場合

圧力をかけるのじゃなく時間をかけます。

だから仕上がるまで

二時間掛かるんだけど

あっさりした軽い玄米ご飯が出来るの。

まず玄米を洗って

倍量の水につけて、

冬場は8時間、

夏場は4時間ほど置いてから、

玄米モードで炊きます。

炊けたら上下返して、

もう一度炊飯スイッチをいれます。

この時水は入れないでね。

柔らかいご飯になりました。

1日二食のうち、

一食はこのご飯で飽きもこないし、

美味しいですよ。

おかずは野菜の煮付け、

青菜お浸し、卵焼きや、焼き魚など。

沢庵もね。

柔らかくても食べ過ぎたり、

噛まないと胃にもたれるから、

落ち着いてゆったりと食べれる時間に、

食べるといいです。

たまには黒豆や小豆を入れてもいいしね。

ただ、ご飯に入れたり、

茹でたりしただけの大豆類は、

とりすぎると甲状腺障害が起きる事もあると、

いわれていますから、

大豆は豆腐とか、納豆、味噌、

シミ豆腐などの加工品でとります。

五目煮豆のように他の材料をいれて、

時間をかけて味付けして煮たのは、良いですね。

長くお付き合いしてる友だちの、

農家さんの野菜を食べさせて貰ってますが、

いっぱんの市場に出ない野菜もありますよ。

今日はこんな大根が来ました。

サラダにいいかな。

ピクルスも色が綺麗かも。

2010年3月1日月曜日

新居の話、長々と・・・

新居に越してきました

梅田町に11年

川平に3ヶ月

そして銀杏町に来ました。

ともだちに

銀杏町って名前

あんたたちに合ってるね

って言われて

嬉しくなった


まだ越してきてから

一週間

銀杏町がどんな雰囲気なのか把握出来ていないけど

とにかく気に入っています。

今まで

1階に住んできたことが多かったから

はじめて住む

この3階の景色は、

ちょうど目の前のアパートの屋根や

わたしの大好きな電線が区切る空の景色が

見渡せる

わたし好みの景色

道路を2つ挟んだその先に

八百屋があって

その八百屋の名前が書かれている看板に

高清水

黄桜 と お酒の名前がある

その古い看板の感じがまた好き

しかも

わたしの実家は高清水という地名

にひひ(笑)

おもわずにやけてしまう景色です。



そして

この部屋に越してきて

気がついたことが2つある。

1つは、哲平が予想以上に器用だということ

築年数が31年あるこのマンション

収納が少なくて

2度にわたる引越しで

いくら荷物を整理して減らしたといえど

使える収納スペースが無い

ところが哲平の想像力(創造力)をもってすると

マンション特有の変な梁や柱さえも

こうやって

あーやって

こうやれば

ほら出来た!

みたいな感じに収納が創りだされる

疑い深い性格の私は

この支えで重い荷物に耐えるのか???と

思っていたけど

大工親方のともだちに聞いてみたら

問題ないって言ってもらえたから驚いた

ほ~~~~~~~~

それで大丈夫なんだぁ・・・・。

と、ようやく納得。

で、ひとりDIYに励む哲平

完成していく棚たち

なかなかイイ感じ



2つ目は、

自分たちの身の丈にあった生活空間

好みではなくて、

自分たちに適した広さ が

あることに気がついた。

狭い6帖二間 2Kに11年住んで

次に住んだところは

6帖×3部屋
8帖リビング
8帖和室の4LDK

持て余したのは言うまでもありません。

で、今の私たちにしっくりきたのが

3DK(洋6帖・和6帖・和4.5帖・DK6帖)

まぁ、築年数&階数の関係で

お風呂はバランス釜

水圧は超低水圧(涙)

でも、浴槽が大きいのと

床の小石タイルが田舎を思い起こして好き

とにかく、無駄なスペースが無い感じのほうが

今の私たちには、ちょうどいいみたい

前の貸家のときは

とても誰かを招きたいと思えなかったんだけど

今は違う

前より条件は悪くなっているんだけどね。

気持ちの問題なんだろうかねぇ

しかし

この気持ちってやつに

いっつも振り回されちゃう

でも

とにかく

落ち着いたら遊びに来てね♪

と、言える家になってます。

あとは

さっきも書いたけど

大工親方秀○君の本棚が

この部屋に設置されたら

全てのダンボールが無くなるはず・・・。

楽しみだなぁ

ってことで

新居の話

長くてごめんなさい。




また

こっから始めます。

2人と3匹で