2011年2月25日金曜日

霊山浄土へと

10日に姉が旅立ちました。

桜が咲く頃までは…と期待していたのですが。

ひたちなかに20日ばかり居たので

ホスピスの窓から、梅の花でも見たかもしれません。

初七日を過ぎる頃までは、

日の中に我知らず涙がこぼれ落ちることがあり

その後から悲しみがじわりとやってくるのです。

時の薬と言いますが、

初七日過ぎから諦めの気持ちと共に、

薄紙をはぐように悲しみはうすらいで来ています。

60年陰日向にわたしを守り育ててくれた人でした。

昨年はずっと病の内にあったので、

私は普段だったら何でも話すのに、

大手術をした連れ合いの事はあまり話せませんでした。

もう姉を頼らないでやって行かなくちゃ、

と思っていたからです。

仙台を立つ数日前その日が、

私との最後の別れの日となりました。

昼にすいとんが食べたいというので作ると丼に一杯、

美味しいと言って完食してくれました。

別れの前にハグをして、手と足をさすってあげました。


でも、ねぇちゃん
あのハグ体に辛くなかった?

って、今思うの。

2011年2月9日水曜日

春は来るよね

本当にご無沙汰してしまいました。

昨年の夏以来ですね。

連れ合いの夫が大手術をして、

あれこれの混乱のなか、

やっと夫の体力も元と近い位に戻って、私の暮らしも落ち着きました。

病院通いの中でも、

気晴らしは大切なことで、

病院の近くに自家焙煎の美味しくて、

イケメンのお兄さんがいるカフェがあり、

三度に一度はお茶するのが楽しみでした。(エヘヘ)

それからまた、10歳違いの姉がガンの末期で、

茨城の息子の家に行ってしまい、

その別れがこの冬の寒さと相まって、

しんどい季節となりました。

が、そんな日々でも、

我が家の近くの楓屋というコーヒーやさんが、

私の仕事の合間の時間の癒やしの場所なんです。

家ではコーヒーは飲まないわたしですが、カフェの時間が大好きなんです。

新聞の広告に、草なぎ剛さんが出たドラマの言葉が出ていました。

「生きていれば悲しい別れもある。」

だれもが別れと出会いの道を歩いているんですね。

2月末には、50数年ぶりの山の小さな分校時代の同級生と、

会うことになっています。

4〜5人の女性だけです。

みんなどんな風になっているやら〜